市場調査会社ニールセンの調査によると、自家用車を所有しないフィリピンの世帯の割合は47%と世界でも最低ランクに位置している。
しかしながら、将来2年間の展望としてフィリピンの消費者が次々と新車を購入する可能性が非常に高いことを示した。
「フィリピンでの自動車需要が低い理由として、財政的な問題が挙げられる」とニールセン、フィリピン専務理事スチュアート·ジェイミーソンは分析する。
同研究では インドネシアの消費者の81%、タイの消費者の79 %、フィリピンの消費者の76%が今後2年以内に車の購入を希望している。これは世界平均65%と比べてかなり高い購買意欲を示している。
各国の車保有者のうち、フィリピン人96%、インドネシア人95%、マレーシア人93%、タイ人89%、シンガポール人87%が金銭的に許されるならば、アップグレードをする傾向にある。世界平均は89%である。
フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイの消費者は車を移動の手段として捉えているが、加えて成功のステータスとして捉える傾向が世界的な平均よりもかなり高いことが分かっている。
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