日本発祥のカプセルホテルが、ベトナムにも上陸した。
シンガポール、香港、中国など日本の独自のホテル形態であるカプセルホテルが開業している国があるが、ホーチミンにも新たカプセルホテルが登場した。
このHong Kong Kaiteki Hotelは、ホーチミン市で人気のファングーラオ通りにあり、60部屋あるという部屋の素泊まり料金はエコノミーカプセルが6米ドル、少しだけ豪華なビジネスカプセルが7米ドルとリーズナブルな価格設定になっている。
各カプセルは、香港から輸入されており、エアコン、テレビ、ベッド、寝具が備え付けられている。
オーナーの台湾人Chen Du氏によると「ホーチミンで休暇、仕事に行く人のために、低予算とリラックスを同時に得られる空間を提供している」とのこと。
各ゲストは、個人の荷物を保管するためのパスワード付き専用ロッカーもあり、女性も宿泊することができる。
同ホテルは営業を始めてから既に7カ月が経過しているが、常に満室が続いているという。
シンガポールのクラークキーに2年前に開業した、シンガポール初のカプセルホテル、Woke Home Hostelもそうだが、外国人が日本で見つけたユニークなビジネス形態を海外へ持ち出しているケースになる。
こんなところにも、日本企業の海外進出のヒントがあるかもしれない。
Hong Kong Kaiteki Hotel (ベトナム)
http://www.kaitekihotel.com/
Galaxy Stars (香港)
http://galaxystarshk.com/
Woke Home Hostel (シンガポール)
http://www.wokehomehostel.com/