昨日、LINEがビジネスカンファレンス、LINE Showcase 2014 Feb.にて「BEYOND LINE」をテーマに3つの新サービス「LINE 電話/LINE Call」、「LINE Creators Market」、「LINE ビジネスコネクト」を発表したことが話題になっている。
一方、LINEの強力なライバルとしてアジアでしのぎを削っている、中国発のメッセージングアプリWeChat(中国名:微信 Weixin)だが、アメリカ市場においては、LINEを一歩リードして、WhatsAppのライバルととして立ちはだかろうとしている。
LINEのユーザー数は3億7000万、一方WeChatは昨年、2億7200万の月間アクティブユーザーが存在することを発表し、6億ユーザーを超えていると言われている。
LINEの日本のユーザー数が5000万であることから、海外ユーザー数は約3億2000万、WeChatは6億のうち、日本国内にユーザーは1000万人もいないであろうから、海外ユーザー数は推計として約5億9000万はいるものと思われる。
日本国外へ目をむけるとWeChatのユーザー数はLINEの倍近い数値になっていることになる。
ただし、5億9000万のうち、3億8000万程度が中国国内のユーザー数と見られているので、日本、中国を除いた海外でのユーザー数においては現時点ではLINEがリードしていると見ることができる。
WeChatを運営する、中国を代表するIT企業、騰訊(英語名:Tencent テンセント)の国際ビジネスグループ副社長のPoshu Yeungは「これからもユーザーにシンプルでオールインワンを提供していきたい」と語っている。
WeChatは現在、水面下で欧米マーケットでのユーザー増加を狙い、報酬制度を導入している。
つまり、ユーザーの友人がメンバーになると報酬がもらえるようになっているのだ。
5人の友人にWeChatに登録してもらうと25ドル分のギフトカードがもらえるというものだ。
しばらくは、LINEとWeChat、そしてWhatsAppを含めた三つ巴の陣取りゲームが世界各国で行われていくことだろう。
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