Sina Weibo(新浪微博)がショートビデオ共有サービスである秒拍(Miaopai)と提携した。
Miaopaiは10秒のショートビデオをソーシャルネットワークで共有することができるサービスで、Sina Weiboの新バージョン4.0に搭載されている。
Vineの中国版と考えてもらうと分かりやすいと思う。
Sina Weiboは8月から中華圏の有名人にMiaopaiを使ってもらいPRを続けてきた。
来年も1000万人民元(約1億7000万円)を投じてソーシャルネットワーク上での利用を奨励していく。
また同社が発表した最新のデータによると、Sina Weiboには5億以上のユーザーが登録されており、そのうち76.5%がモバイルユーザーによって占められている。
Sina Weiboプラットフォームには57万以上の外部開発者が存在し、ショッピング、音楽、旅行、映画など様々な分野の6万社以上の企業との連携を確立している。
中国のショートビデオ共有市場は先行するVine、Instagram、Keekといった欧米発信のショートビデオ共有サービスと比較して、まだ発展の余地が多く残されている。
とはいえ、中国でもテンセント(中国語名:騰訊、英語名:Tencent)の提供する8秒動画共有サービス微视(WeShow 中国名:Weishi ウェイシ)を始め、小影(Xiaoying)、爱奇艺啪啪奇(iQIYI Papaqi)、微拍(Weipai)と次々とショートビデオ共有サービスがリリースされている。
Weibo(微博)サービスが乱立し、その後淘汰されていったのと同様、ショートビデオ共有サービスも、今後いくつかのサービスは淘汰されていくと思うが、WeShowとMiaopaiはベースとなるユーザー母体が大きいことから生き残っていくのではないだろうか。
秒拍(Miaopai)
http://www.yixia.com/miaopai/
微视(WeShow 中国名:Weishi ウェイシ)
http://weishi.qq.com/
小影(Xiaoying)
http://www.xiaoying.tv/
爱奇艺啪啪奇(iQIYI Papaqi)
http://papaq.iqiyi.com/
http://www.weipai.cn/