無料のオンラインストレージといえばGoogle ドライブの15GB、Dropbox(ドロップボックス)の20GB、マイクロソフトのSkyDrive(スカイドライブ)の7GB(以前は25GB)等が有名だが、無料で利用できる最大の容量としては、ADriveの50GBあたりだろうか。
有料のサービスを利用することにより、さらに容量を増やすことができるが、無料のプランを利用している人の方が多いだろう。
一方、中国でははるかに大容量のオンラインストレージサービスが常識となっている。
中国検索エンジン最大手百度(バイドゥ)の百度云(Baidu Cloud)、インターネット企業のテンセント(中国語名:騰訊、英語名:Tencent)の微云(ウェイユン)、奇虎360(チーフー)の360云盘(360ユンパン)はそれぞれ1TBの大容量オンラインストレージサービスを無料で提供しており、中国では1TBのオンラインストレージが主流となっている。
ところが、9月に入り3社のサービスは火花を散らし、さらなるステージへと向かっている。
百度云(Baidu Cloud)
http://yun.baidu.com/
無料で提供する容量の上限1TBを自動的に2TBまでアップグレード。
百度(バイドゥ)が提供。
プロモーションサイト
微云(ウェイユン)
http://www.weiyun.com/
微云は1TBから段階的に最高で10TBまで無料アップグレードが可能に。
テンセント(中国語名:騰訊、英語名:Tencent)が提供。
プロモーションサイト
360云盘(360ユンパン)
http://yunpan.360.cn/
なんと1TBの容量が条件付きではあるが、無制限に。
奇虎360(チーフー)が提供。
プロモーションサイト
中国のオンラインストレージのレベルは完全に世界中のどの国よりも突出していると言って過言ではないであろう。
中国はもはやインターネットサービス先進国なのである。